西部のガーベラ

西部のガーベラ

ガーベラは、キク科の多年草で、原産地は南アフリカです。
花は、花輪の大きさでスタンダード系とミニ系に分けられ、更に花弁のスタイルによって一重咲き、八重咲き、花弁が糸状のスパイダー系に分けられるなどバラエティに富んでいます。花の色も、赤、黄、ピンク、白、オレンジなど、青・紫系統の色を除いてほとんどの色があり、花の大小や咲き方等とあわせて様々な品種が誕生しています。このため、フラワーアレンジメントやギフトなど幅広く用いられています。
静岡県は、全国第一位の産出額を誇るガーベラ産地です。特に浜松市は、「ガーベラなら浜松」と全国に知られるほど一大産地となっています。その中心は、浜名湖に面した舘山寺・庄内地区で、一年を通じて出荷しています。
ガーベラは、人気品種の移り変わりが激しく、生産者は市場の動きに対応するための情報収集、高品質の花生産のための栽培研究、消費宣伝活動等を行い、日本一のガーベラ産地の発展のため日々努力を続けています。